統計との出合い
私が大学で専攻したのは化学でした。数学は得意な方でしたが、統計の授業はまったく面白くありませんでした。会社に入った時に先輩から「標準偏差くらい知ってるよね?」と訊かれ、「えへへ・・・」と答えるのが精一杯。統計は習ったはずなのにまったく覚えていません。そんな私が統計の面白さに目覚めたのは32歳の時、社外のセミナーで勉強を始めたときです。多くの授業が分かり易かったことに驚きました。毎日のように目から鱗が何枚も落ちていきました。感激以外の何物でもありません。先生方はきっと、分からない人が「どこが分からないか」をよく判っていたのでしょう。私も分からない人がどこで躓いているのか、おおよその見当がつくようになりました。と言うか、自分が理解できるようになった過程をそのまま説明すると、大体のひとは「わかり易かった」と言ってくれるので、そのように感じているのです。そして今思うのです、今度は自分がこの感激を分け与える番だと。
【経歴 】
1974年 国立小山工業高等専門学校 電気工学科3年終了
1979年 上智大学理工学部 化学科卒(工業物理化学研究室)
1979年 日本グラクソ株式会社(現GSK)入社、今市工場品質管理部配属
1987年 日本科学技術連盟 品質管理ベーシックコースを主席で修了
1988年 日本規格協会 実験計画法セミナー(品質工学)を次席で修了
1991年 日本グラクソ株式会社(現GSK)開発本部 メディカルデータサイエンス部 課長
2001年 グラクソスミスクライン株式会社 製剤研究センター 課長
2003年 ノボ ノルディスクファーマ株式会社 郡山工場 品質管理部/品質保証部 部長
2013年 共和薬品工業株式会社 信頼性保証本部 本社品質保証部/三田品質保証部/品質保証推進部 部長
2019年 スタット・イメージング・ラボ 代表
屋号 | スタット・イメージング・ラボ |
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代表者 | 福田 晃久 |
所在地 | 兵庫県宝塚市 |
連絡先 | お問い合わせメールをご利用ください |
事業内容 | 統計的品質管理に関するコンサルティング TQM(Total Quality Management)に関するコンサルティング |